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真夜中乙女戦争/F 『あらすじ・感想(ネタバレなし)』

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本日は F著 「真夜中乙女戦争」をご紹介致します。

2022年1月21日に永瀬廉(King & Prince)さんが主演で
映画公開され話題になりましたね。

個人的にヒロイン役を務めた池田エライザさんの大ファンなので
もちろん観にいきました。
※とてもお綺麗でした…。(笑)

ということで先に映画を観たので、小説も気になり読んでみることに。

以下、あらすじと感想になります。

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あらすじ

真夜中を愛するものは乙女である。

大学へ入学し、地元から東京へ出てきた「私」。

友達も恋人もおらず退屈な日々と眠れない夜を過ごしていた時、
たまたまみつけた「かくれんぼ同好会」というサークル。

そのサークルで「私」は人気者の「先輩」に恋をする。

更に夜の喫煙所で声をかけてきた見知らぬ男、「黒服」。

「黒服」との魅力的で刺激的な生活の果ては東京破壊計画。

「先輩」と「黒服」との出会いが、「私」を真夜中乙女戦争へ導いていく。

青春、恋愛、犯罪が織りなす傑作小説。

感想

退屈でつまらない日々を送る大学生の心情が、
読んでいるこちらが心苦しくなるくらい表現されていました。

先輩や黒服と出会ったときは、私も少しはこれからの生活に期待したのかもしれません。

物語のキーとなる東京タワーや、黒服や先輩と過ごした日々の表現など
全体的な世界観がとても好みです、なんともミステリアスな気持ちにさせられます。

著者の「F」さんという方の存在が更にミステリアス感を増幅させますね。
本名非公開の方だそうで、他の作品も読んでみたくなりました。

また、驚いたのが本書の結末です。

映画と全然違う…!
けどこれもまたとても良い、というかこっちが原作なので映画が違うのか。

小説にしても映画にしても物語の最初から最後まで違和感はまったくなかったので
どちらもうまくまとめられてて素晴らしいと思いました。

小説ファンからすると映画のストーリーは賛否あるようですが、
まぁどの映画も原作と比べられるし仕方ないですね。

あと、真夜中乙女戦争っていうタイトルが良くないですか?(笑)

たぶん管理人は乙女という単語が好きです、なぜかはわかりません。
乙女繋がりでは、確かこっちでもタイトルを絶賛していたような…
▶︎【夜は短し歩けよ乙女】森見登美彦著『あらすじ・感想(ネタバレなし)』

ミステリアスな気分になりたい方にオススメです。

ぜひ眠れない真夜中にお読みになって下さい。

終わりに

今回はF著「真夜中乙女戦争」をご紹介致しました。

映画も小説も、どちらから見始めても問題ございません。
著者Fさんの他作品も今後紹介して参ります。

皆様も読んでみてください、では。


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