来る2025年4月、とうとう大阪・関西万博が開催されます。
そこで話題になっているのが万博の公式キャラクター・ミャクミャク。
公開と同時に様々な反応があり、そのちょっぴり衝撃的な見た目に「怖い!」と感じる方も多かったようです。
確かに「本当に公式なのか…?」と思うほどの見た目ですが、一体どのような点が怖いと感じてしまうんでしょうか?
今回はミャクミャクを怖いと感じる理由や実は素敵な名前の由来などをまとめていきたいと思います!
ミャクミャクが怖い理由は?
さっそくミャクミャクを怖いと感じる理由をまとめてみました。
私も初めてみたときはちょっと怖い見た目だなぁと思いながらも、ずっと見ているとなんだか可愛く見えてきております。
ほら意外とおしりがぷりんとしているところとかね、あといつも笑顔だし。
あなたも最初は怖いと感じても、見慣れてくると可愛く見えてくる…はず。
①見た目の奇抜さ
まずはなんと言っても見た目の奇抜さでしょう!
ぼこぼこっとした顔にあらゆる方向を向いた目玉がたくさんついてて、しかもよく見ると尻尾にも目がある、なんとも不思議な生き物。
人でも犬でも猫でも植物でもない、この不思議な生き物の正体はなんと「不明」なんだそうです。
ミャクミャクは色々な形に姿を変えられる生き物らしく、いつもの見た目は人を真似した姿だそうで、本来はまた違った姿で生活しているんでしょうか?
あまりにも現実離れした見た目は妖怪のように見えなくもないですし、これだけ奇抜であれば怖いと感じる方がいてもしょうがないかも。
②色合いがちょっと毒々しい
次に赤と青をしたちょっと毒々しい色合いも怖いポイント。
もちろんこの色合いも現実の生き物にはあまり見られず、よりミャクミャクの奇妙さが際立って見えます。
ちなみに赤い部分は分裂する細胞を、青い部分は水をイメージしているんだそうです。
なるほど…滴る身体は溶けているのではなく水だったのですね。
てことは触るとひんやりしてるんでしょうか…ちょっと可愛い。
そう考えると、はじめに感じた怖いという印象が少しだけ変わってくるような気がしませんか?
③名前も絶妙に不気味っぽい
「ミャクミャク」という名前もちょっぴり不気味な雰囲気を感じますよね。
同じ2つの音が続くのは妖怪や都市伝説界隈にもよくあるようで、「テケテケ」や「くねくね」などが有名でしょうか。
あの奇抜な見た目にこの名前が相まって、より怖いと感じてしまう方がいるようですね。
見た目は赤と青で、目がたくさんあり、名前はミャクミャク。
文章で伝えるのはなかなか難しい生き物ですが、これを聞いた後に写真を見ると想像よりちょっと可愛く見えるかも?
④過去キャラクターからの様変わり
これまでの万博公式キャラクターからの「ギャップ」も怖いと感じてしまう要因ではないでしょうか。
記憶に新しいもので言うと2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」の公式キャラクター・モリゾーとキッコロです。
こちらのキャラクターは森をイメージしたモフモフな見た目が特徴的で、「森の精」として我々の前に姿を現してくれたんだそう。
特にキッコロは目も体もちっこくてめちゃくちゃ可愛らしい…ぬいぐるみがあったらムギュッとしたくなっちゃいます。
それと比較するとミャクミャクは確かにガラッと様変わりし、過去キャラクターのイメージを持っていた方からすると怖く見えてしまったのかもしれませんね。
しかしミャクミャクだって頑張っているんです、怖いと感じても悪いやつとは限りませんよ。
ミャクミャクの友達も怖い?
ミャクミャクだけではなくその友達も怖いと話題になっていました。
それが黄緑色をしたなんとも形容しづらい「RENE(レネ)」という存在。
ミャクミャクと同じく目はたくさん付いてますが、どう見ても人の形はしていません。
足も3本だし、口もないし、一体なんの生物なんでしょうか?
いやこれはさすがに怖いかも知れない…ゲームに出てきたら敵なんだろうな…という見た目をしていますよね。
ただ逆に一周回って可愛いという意見もチラホラ見受けられています、あなたはどっち?
こちらは万博にてパビリオンを出展するチェコが発表したキャラクターだそうで、チェコの名産「ボヘミアンガラス」の生産地で生まれたガラスの生き物みたい。
形と言い色と言い、パッと見ではガラスが連想できませんが、公式が言うのであればガラスなのでしょう!
まぁ怖いとか可愛いとかは一旦置いといて、色んな意味で惹きつけられる見た目をしていることは間違いないですね。
ミャクミャクの名前の由来は?
ミャクミャクの名前の由来は、人間の素晴らしさを「脈々」と未来に受け継いでいってくれる、また赤と青が動脈と静脈を連想させ、人類文明や国際的なつながりを「脈」という字で表すことができるという意味が込められています。
ミャクミャク=脈々ってことだったんですね、なーるほど。
こちらの名前は2022年4月26日から5月16日までに応募された33,197作品の中から選ばれました。
日本語や海外言語による意味合い、商標調査を経てキャラクター愛称選考委員会が選考を行っています。
当たり前ですが物凄い倍率の中から厳しい審査を潜り抜けて選ばれた、とても素晴らしい名前だったんです!
ちなみに選考委員会にはシンガーソングライターのaikoさんも参加していたんです、驚きですよね。
由来を知ると「ミャクミャク」という名前にもより愛着が湧いてくるような…すでに怖いというイメージも薄れつつありませんか?
ちょっと不気味な名前、なんてイメージをお持ちの方もいたかもしれませんが、こんなにも特別でこのキャラクターに相応しい名前だったのかを感じることができますよね。
今回の万博を機に遠い未来へ、私たちの思いが脈々と繋がっていくよう、ミャクミャクが活躍してくれることに期待しましょう!
名前は誰が考えた?
「ミャクミャク」という名前は1984年生まれの川勝未悠さんと2002年生まれの作田陽向さんのお二方が考えてくれました。
数多くの応募の中で「ミャクミャク」という愛称をこのおふたりだけが書いたため、両名共に最優秀作品に選ばれています。
自分が万博公式キャラクターの名付け親になるなんてどんな気分なんでしょう?
きっと一生に一度しかない体験ですよね、羨ましい。
心温まる由来はもちろんのこと、とても素敵な名前を付けてくれて感謝ですね!
ミャクミャクは知れば知るほど怖くない
さあそんなミャクミャク、実は知れば知るほど怖くないとても素敵なキャラクターであることが分かってくるんです。
詳しくは大阪・関西万博のホームページにも記載があるんですが、ミャクミャクには可愛らしいプロフィールもきちんと存在します。
まずは性格について、ミャクミャクは人懐っこい一面がありつつもおっちょこちょいでよくポカをするんだそう。
ちょっと怖い見た目に反してとても友好的なんですね、なんだかコミュ症の私とも友達になってくれそうだな。
そして特技は色々な形に姿を変えることと、雨上がりに虹を見つけること。
なんて素敵な特技なんでしょう…私もミャクミャクと一緒に虹を見つけたいよ。
さらに好きなことはあらゆる生き物や物事と触れ合うことらしい。
好奇心旺盛でどんなことにも興味を持ってくれるんですね、私のくだらない話もずっと聞いてくれるかな?
このプロフィールから分かるように、とても平和的でまさに万博を盛り上げるに相応しいキャラクターなんです。
人は見た目で判断してはならないとよく言いますが、それはミャクミャクにも当てはまることだったんですね。
あんまり怖いと言ったらミャクミャクが可哀想…みなさんもぜひミャクミャクのことを知って、その良さに気付いてあげてください!
公式キャラクターについて(大阪・関西万博ホームページより)
可愛い声も公開された
ミャクミャクの声もとても可愛いって知ってましたか?
聴いたことのない方はぜひ聴いてみてください、ほらほら。
声質は高めでちょっと子供っぽい感じですかね、その見た目からはあまり想像できなかったんですが不思議と違和感はないように思います。
初めてのごあいさつでは緊張しながらも頑張って喋ってくれるミャクミャク。
私たちのために頑張って言葉を覚えてくれたのでしょうか、まったく愛おしいなぁ君は…。
ミャクミャクが怖い理由と名前の由来まとめ
今回はミャクミャクを怖いと感じる理由や実は素敵な名前の由来などをまとめてみました。
賛否両論あれど2025年の万博はミャクミャクが公式キャラクターなのは揺るぎません。
はじめは怖いと感じていても、きちんと中身を知ることができればミャクミャクの可愛い一面に気づけるはず。
誰になんと言われようと私は応援するよ!
がんばれミャクミャク!
本記事が少しでも多くの方の参考となりましたら幸いです。