鬼滅の刃に登場する鬼の中でも上から3番目に強い上弦の参・猗窩座(あかざ)。
映画「無限列車編」でも炎柱・煉獄杏寿郎との激闘が描かれ、その恐ろしい強さはまだ記憶に新しいですよね。
見た目からしていかにも悪い印象のキャラクターですが、実は猗窩座が鬼になった理由を知ると少し見え方が変わってくるんです。
さらに鬼は老若男女問わず人を食っていますが、猗窩座は女だけ殺しもせず食べもしません。
この背景もまた切ないものがあるんですよ…毎日ほのぼの生きている私ですらうるっとしてしまうので間違いない。
ということで今回は、猗窩座の鬼になった理由や女を殺さない事との関係などについてまとめていきたいと思います。
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猗窩座が鬼になった理由
猗窩座が鬼となった理由は、鬼の頭領である鬼舞辻無惨に顔面を貫かれ無理やり血を与えられたからです。
猗窩座は人間時代に狛治(はくじ)と名乗っていました。
父の死後は道場を開く慶蔵(けいぞう)という男の元へ弟子入りし、いつしか慶蔵の娘である恋雪(こゆき)と恋をします。
狛治が18歳になると恋雪と婚約、誰よりも強くなって一生守ると誓った狛治でしたが喜びも束の間、慶蔵と恋雪は何者かに毒殺されてしまいます。
犯人が隣の道場の何者かだと知った狛治は道場を襲撃し、67名の命をたった1人で奪い取りました。
狛治が襲撃した事件は「鬼が出現した」という形で噂が広まり、鬼舞辻無惨の元まで届きます。
無惨は覚えのない鬼騒動を調べるため自ら現場に赴き狛治と遭遇。
十二鬼月を造る計画を立てていた無惨は狛治の顔面を手刀で貫くと血を分け与えました。
強靭な肉体を持っていた狛治は苦痛を乗り越えて鬼の猗窩座となってしまいます。
幸せの絶頂からどん底に突き落とされた狛治。
毒殺事件さえなければ、猗窩座にはならず恋雪や慶蔵と平和な生活をしていたかも…と思うと、なんともやるせない気持ちになりますよね(泣)
猗窩座はどんな鬼?
数多くの鬼たちから選ばれし12名に与えられる「十二鬼月」の称号。猗窩座は十二鬼月で「上弦の参」に位置しており、無惨が生み出した鬼の中で3番目の強さを誇ります。
鬼滅の刃では「無限列車編」にて初登場し、杏寿郎や炭治郎たちにチート級の強さをまざまざと見せ付けました。
闘いに飢え、より強い相手との戦闘や己の強さを磨き上げることに喜びを感じる性格をしています。
強者と出会った際はその喜びから口数も多くなり、杏寿郎など自身が強者と認めた人間を鬼に勧誘することもしばしば。逆に弱者への反応はとても冷酷で会話すらしようとせず一切の興味を持ちません。
戦闘は自身の磨き上げた身体で真っ向からぶつかるスタイル。武器は持たず、切れ味の高い日輪刀にすら躊躇なく拳を落とします。
猗窩座の血鬼術
猗窩座の血鬼術は「破壊殺(はかいさつ)」と呼ばれるもので自己強化に特化した以下10個の術を使いこなしています。
破壊殺・羅針(らしん)
破壊殺・空式(くうしき)
破壊殺・乱式(らんしき)
破壊殺・滅式(めっしき)
破壊殺・脚式 冠先割(かむろさきわり)
破壊殺・脚式 流閃群光(りゅうせいぐんこう)
破壊殺・脚式 飛遊星千輪(ひゆうせいせんりん)
破壊殺・鬼芯八重芯(きしんやえしん)
破壊殺・砕式 万葉閃柳(まんようせんやなぎ)
破壊殺・終式 青銀乱残光(あおぎんらんざんこう)
肉弾戦に特化した血鬼術が多く、猗窩座の戦闘スタイルにマッチした攻撃が多くなっています。
全ての技名がめちゃカッコよくて中二心が疼いてきそう。
アニメの声優は?
アニメ・鬼滅の刃で猗窩座役を務めるのは声優の石田彰さんです。
1967年11月2日生まれ、2025年1月現在は57歳の石田さん。
新世紀エヴァンゲリオンの渚カヲルや機動戦士ガンダムSEEDのアスラン・ザラなど人気キャラクターを担当していることでも知られており、透き通ったイケメンボイスが超大人気。
石田さんがこれまでに演じた主なアニメキャラクターは下記の通りです。
・猗窩座(鬼滅の刃)
・渚カヲル(新世紀エヴァンゲリオン)
・アスラン・ザラ(機動戦士ガンダムSEED)
・我愛羅(NARUTO -ナルト-)
・ウォンレイ(金色のガッシュベル!!)
・犬丸(うえきの法則)
・桂小太郎(銀魂)
・岡崎真一(NANA)
・隠神刑部玉章(ぬらりひょんの孫)
・白馬探(まじっく快斗)
その独特な声質は「石田ボイス」と呼ばれ、少し癖があったりミステリアスなキャラクターを演じることが多いようです!
猗窩座は女を殺さない
人間時代から多くの人々を殺してきた猗窩座ですが女だけは殺すことがありませんでした。
それは記憶のどこかにある恋雪の存在があったからだと思われます。
鬼となって長い年月が経ち人間時代の記憶も徐々に薄れていく中、愛した恋雪が猗窩座の心でずっと生き続きていたのかもしれません。
恋雪を守れなかった自分への戒めを無意識のうちに実行していた、なんだか悲しいお話ですよね。
加えて激しい闘いを好む性格も関係しているかもしれません。
猗窩座が闘ってきた相手は男の方が多く、女を食べる機会も必然的に少なくなったのでは?と思います。
厳しい試験を潜り抜けないと入隊できない鬼殺隊は女よりも男の比率が高いと予想できます。
恋柱・甘露寺蜜璃、蟲柱・胡蝶しのぶ、しのぶの継子・栗花落カナヲなど数少ない女の鬼殺隊員も猗窩座と闘うことはありませんでした。
また戦闘狂の猗窩座が弱者の一般人を無意味に殺すのは考えにくいですし、まして女が相手となれば脳内にチラつく恋雪がそれを止めていたのかも。
炎柱・煉獄杏寿郎のような強者と出会った際には「お前も鬼にならないか?」と自ら誘う猗窩座。
鬼になると寿命がなくなり傷もあっという間に治癒することから、自身の力を永遠に高められるという、戦闘狂ならではの考えで強者を見つける度に勧誘を行っています。
そもそも「殺して食う」ことが目的ではなく、強者と闘い自身の戦闘欲を満たすことを最優先していた背景がこういった発言からも伺えますね。
女を食べることもない
女を殺さなかった猗窩座は食べることもありませんでした。
鬼たちの中では、男よりも赤子を育む生命力のある女を食べた方が鬼としての力が増すと考えられています。
女だけを狙って食べた方が強さを求める猗窩座にとって効率が良いはずですが、こちらもやはり恋雪に対する想いが影響しているのでしょう。
上弦の弐・童磨も「猗窩座殿って絶対に女を喰わなかったからさあ」と発言しており、猗窩座の強い意志が垣間見えます。
それほどまで愛する恋雪を殺された彼の苦しみは相当なものだったんでしょうね。
猗窩座が鬼になった理由と女を殺さないことの関係まとめ
今回は猗窩座の鬼になった理由や女を殺さない事との関係などについてまとめてみました。
たくさんの人を殺し恐怖を植え付ける鬼という存在は、人間から見ればおっそろしい悪そのもの。
しかしご紹介した猗窩座のように、彼らが鬼になった経緯を知れば一概に鬼たちが全て悪いとも言えなくなりますよね。
鬼滅の刃は味方だけでなく、鬼など敵の背景まで描かれているのでよりキャラクターに感状移入ができて世界観に入り込めます。
こういった部分も多くの人々を惹きつける人気要素なんだろうなあ。
気になる方はぜひ漫画やアニメを見て推しキャラを見つけてみてください!
本記事が少しでも多くの方の参考となりましたら幸いです。
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