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ルビンの壺が割れた/宿野かほる【あらすじと感想】ネタバレなし

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今回は 宿野かほる著 「ルビンの壺が割れた」をご紹介致します。

読んだ後の衝撃がとにかくすごいらしいということで、ネットや口コミで人気が爆発した本作。

反響が反響を呼び、かなり話題となっていたので知っている人も多いかと思います。

タイトルからはいまいち内容も推測しづらいため、気になっていたけど手が出しづらいと感じる方もいたのではないでしょうか。

さっそく読了した結果、確かに面白いし背筋にびびっとくる衝撃がありました。

特に最後のオチが実にお見事という感じです、ぜひ多くの人に読んでみてほしい。

以下、あらすじと感想をまとめておりますのでよろしければ参考にどうぞ。

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作品概要まとめ

2017年8月22日新潮社より刊行。

突如として現れた覆面作家、宿野かほるさんのデビュー作。

顔を明かさない作家さんというだけでミステリアス感が半端ないですね。

累計発行部数は20万部を突破し、以前放送された人気番組「アメトーーク!」の読書芸人にて、東野幸治さんが紹介したことでより注目を浴びたようです。

あらすじ

物語は、かつて大学の先輩後輩という間柄だった水谷と未帆子がfacebookでやりとりをするところから始まる。

元々結婚を約束した恋仲である二人、しかしある出来事がきっかけで疎遠となっていた。

数十年後、何かの縁かこうしてまた連絡を取り合うことに。

二人のやりとりが進むにつれて、どことなく感じる違和感。

いまいち話が噛み合わない部分がちらほら、何かおかしい。

そして次々と判明する衝撃的な事実。

本書の帯にもある通り「日本一の大どんでん返し」が最後に待ち受ける。

結末はぜひ本書を手に取って自身の目で確かめてみて欲しい。

感想(レビュー)

読み始めてすぐに没頭してしまい、気づけばあっという間に読了。

かつて恋人同士だった男女が数十年後、SNSを通して再開しメッセージのやり取りを開始する。

もしかすると過去の恋心を思い出して復縁したり、素敵な物語になるんだろうか…と予想していましたが、全然そんなことはありませんでした。(笑)

読み進めるうちに増え続ける違和感、あれなんかおかしいぞ。

ある意味ホラーというか、過去に取り憑かれた人間の恐ろしさを感じる作品。

そしてなにより最後の衝撃がすごい。

なんだろう、頭の後ろ側が痺れる感じというか、今まで味わったことのないものでした。

まさかこんな展開になるなんて、読み始めた当初はまったく想像できない!

ネット上では他に類を見ない形の作品であるため、ジャンル分けがとても難しいなんて評価を見かけましたがまさにその通り。

本作は最初から最後までfacebook上で行う男女のメッセージのやりとりしか載っていません。
普通の小説であれば周りの状況や登場人物の心情などが描かれたりするもんですが、それも一切ない。

たしかに他に見たことがないし、このシステムを作った宿野かほる恐るべし。

普段どんな生活をしていたらこんな発想力と物語を思いつくんでしょう。

本作は短編小説のため文章量は少なめ。
そのため本を読むスピードが遅い私でもおよそ3時間程度で読み切ることができました。

普段あまり読書をしない方でも読みやすい作品になっているかと思います。

宿野かほるさんの作品はこの他にも、2018年に発売された「はるか」があります。

こちらも本作とはまた違った衝撃があるのでぜひオススメです。

終わりに

今回は宿野かほる著 「ルビンの壺が割れた」をご紹介致しました。

間違いなくこれまでに感じたことのない衝撃を味わえる一作。

騙されたと思って絶対読んでほしい…!

その他、これまでに読んだ作品の感想記事を載せていますのでお時間よろしければ読んでみてね。

本記事が少しでもみなさんの参考になれば幸いです。