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「最後の秘境 東京藝大」のあらすじと感想まとめ。井口理は何話に登場する?

「最後の秘境 東京藝大」のあらすじと感想まとめ。井口理は何話に登場する? 教育
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本記事では「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」のあらすじと感想、King Gnuの井口理さんが何話に登場するのかをまとめています。


二宮敦人著「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」

変わり者の巣窟「東京藝術大学」、そんな芸術の最高峰ともいえる大学にはどんな学生が通っているのか?

なんだかすごそうなところだなぁというイメージはあるものの、具体的なことはよく分からない方も多いのではないでしょうか?

一般人は知る由もないであろう東京藝大を深掘っていく本作を通して、いざカオスに踏み込んでみよう…!

お話の中にはなんとあのKing Gnuのボーカル・井口理さんの名前も?

ということでさっそく読了いたしましたので、あらすじと感想と共に井口さんが何話に出てくるのか情報をまとめていきます。

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「最後の秘境 東京藝大」の概要とあらすじ

2016年9月新潮社より刊行、2019年3月新潮文庫より文庫化。

著者である二宮敦人さん初のノンフィクションエッセイでありベストセラー作品となった本作。

本作を執筆したきっかけは結婚した当初に奥様が現役の東京藝術大学であったため、ちなみに二宮さんは一橋大学のご出身です。

受験倍率は天才が集う東京大学の約3倍とも言われる東京藝大、その狭き門を突破した奥様凄すぎる…!

あらすじ

本作は著者である二宮敦人さんが、東京藝術大学の生徒や卒業生たちに「どんな学生生活を送ってきたか?」などのインタビューを行い、そこで聞いたお話がたくさんまとめられているエッセイ集。

先に述べた通り、本作が出来上がるきっかけは二宮さんの奥様が東京藝大生だったからというなんとも面白い理由です。

ピアノやヴァイオリンなど聞き覚えのある音楽の分野から、彫金や鍛金、漆芸などあまり聞き覚えのない工芸の分野まで様々な専攻が存在するちょっと変わった大学。

卒業後は謎の失踪を遂げる人もいるんだとか…。

多くの学生のインタビューから見えてくる魔境、東京藝大。

若くして芸術の天才である彼らは何を思い、どんな学生生活を過ごすのか?

ちなみにインタビューに出てくる学生の中には、なんとKing Gnuのボーカルである井口理さんの名前も!

非日常的な生活を送る学生たちの面白おかしい、ある意味でカオスな一冊。

「最後の秘境 東京藝大」で井口理は何話に出てくる?

作品の中でKing Gnuの井口理さんは以下のお話に登場します。

8.楽器の一部になる - 楽器別人間図鑑
9.人間が作品になる - 恋愛の練習
9.人間が作品になる - 毎週のように誰かを口説く
9.人間が作品になる - 体が楽器
9.人間が作品になる - 声楽にマイクはいらない
14.美と音の化学反応 - 美術と音楽の融合

当時の井口さんは声楽科の学生。

最初から最後まで「King Gnu」という単語は一切出てこず、井口さんの名前のみが出ています。

一見すると本人だと分からないくらいナチュラルに出てくるので見逃さないようにしてくださいね。

「最後の秘境 東京藝大」感想

終わりにに「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」を読んだ感想をまとめていきたいと思います。

そこには常人に計り知れない、藝術の天才たちの世界が広がっていたぜ!

日本にある藝術分野の最高峰

東京藝術大学。

読む前は名前なら聞いたことがあれど、具体的にどんな場所なのかはさっぱり分かっておらず。

しかし改めて読み終えた今、少しだけ東京藝大の中身が垣間見えた気がします。

とにかく入学難易度が高いことでも有名で、入学できるのは選ばれしほんの一握りの天才たち。

よく東大生が唯一受からない大学だなんて紹介もされています。

でも、よくよく考えると芸術の分野で一線を画すような人ってむしろ普通じゃダメなんですよね。

人とは違った何かを持っていないと生きられない世界、私には考えられませんがやっぱり痺れる憧れる。

若い頃から自分の中に芯を持ち、いかなる環境でもそれを貫き通すくらいの根性がないとダメ。

そうなってくると嫌でも普通ではいられないわけですよ。

個性がぶつかり合うカオスな世界。

将来東京藝大に入学したい方やこの分野に興味のある方は、本作を読むことで少しだけその世界を体感できるかもしれません。

学生たちの生の声

本作では東京藝大の学生にインタビューした生の声がたくさん載っており、そのどれもが「本当に学生なの?」と感じるくらいしっかり自分の考えを持った意見ばかり。

ちなみに個人的な見所はやはりKing Gnuのボーカルである井口理さんがしれっと登場する部分。

King Gnuのにわかファンである私は登場すると知らずに購入したのでとてもびっくらこきました。

他の学生と同様になんてことない形でインタビューを受けているんですが、それもそのはず当時は井口さんもデビュー前。

そこでは学生時の思いを赤裸々に語っており、若かりし頃の井口さんを感じることができるのでファンとしても嬉しい一冊です。

もちろんその他の学生や卒業生も魅力的な方々がとても多く、最初から最後までたっぷり楽しめる作品に仕上がっていました。

人によっては良い刺激を受けられる

昨今では「自分探し」という言葉もあるように、自分は一体何者なのか、どうなっていきたいのかと思い悩んでいる方もたくさんいらっしゃることでしょう。

書店では自己啓発や自己分析に関する本が大量に並び、多くの方が関心を持っていることが伺えますね。

私自身、長年生きていますが未だにどうなりたいのかなんてよく分かっていません。

その点、藝大に通う彼らはそれがハッキリしているか、もしくはまったく気にしていないかの2パターンに分かれているように感じました。

何かに一生懸命頑張っている人がこんなにもたくさんいるんだと言うことを知り、やっぱり好きなことを極めるって大事なんだなぁとも感じます。

とにかく個性豊かな藝大生のお話を読めば自分を奮い立たせる起爆剤になりそう。

故に多くの方にとって自己啓発本としても活用できるのではないかと思います。

変わり者はたくさん登場しますが難しいことが書いているわけではありません。

とても読みやすいソフトな内容なので、雑誌感覚でスラスラ読了することができるオススメ作品でした!

「最後の秘境 東京藝大」のあらすじと感想、井口理の情報まとめ

今回は「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」のあらすじと感想、King Gnuの井口理さんが何話に登場するのかをまとめてみました。

天性の才能を持った変わり者たちの日常を体感することのできる、とても興味深い一冊。

これから東京藝大に進みたいという人はもちろんのこと、芸術の分野にまったく興味の無い人でも楽しめる1冊になっていました。

ぜひ一度お手に取ってカオスな世界を体感してみてくださいね。

本記事が少しでも皆様の参考になれば幸いでございます。

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