PR

「成瀬は都を駆け抜ける」あらすじと感想まとめ!成瀬シリーズの完結作

「成瀬は都を駆け抜ける」あらすじと感想まとめ!成瀬シリーズの完結作 文芸
記事内に広告を掲載しています。

本記事では「成瀬は都を駆け抜ける」の簡単なあらすじと読んだ感想をまとめています。なるべくネタバレは無いように注意しておりますが、まだ読まれていない方はご注意ください!


宮島未奈著「成瀬は都を駆け抜ける」

ファン待望の「成瀬は都を駆け抜ける」が発売されましたね。

とってもとても話題になった「成瀬シリーズ」もとうとう本作で終了です…読むのはわくわくするんだけど、ちょっと寂しい。

関連記事

成瀬シリーズを手掛ける宮島美奈さん関連の記事はこちらからどうぞ。

相変わらずカバーイラストの成瀬はかっこいい!今回は美しいお着物姿が目を引きますね。

前作、前々作と共に素晴らしい内容となっておりましたので、簡単に概要をまとめていきたいと思います。

話題の本を読みたいけど時間がない…
本屋さんに行くのがめんどくさい…。

そんな時はAmazon Audibleで聴く読書

気になったらまずは30日間の無料体験がおすすめ

Audibleの詳しいサービスについて知りたい方は
以下リンクで解説しているのでぜひご覧ください!

スポンサーリンク

「成瀬は都を駆け抜ける」概要

2025年12月1日新潮社より刊行。「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」に続いて3作品目となる成瀬シリーズであり、シリーズの完結作品です。

構成はこれまでの成瀬シリーズと同じく、いくつかのお話をまとめた短編集となっており、本作では全6編のお話が掲載されています。

成瀬シリーズが発売されるたびに次回作はいつ発売するのか…と首を長くして待っておりましたが、とうとう3作品目にして最終作。

寂しさと楽しみな気持ちが混同するという不思議な感覚を持った読者は私だけではない…はず?

各短編の簡単なあらすじ

成瀬は都を駆け抜けるに掲載されている6編の簡単なあらすじは以下の通りです。

やすらぎハムエッグ

小説新潮2024年5月号に掲載

神奈川の田舎から京大理学部に進んだ坪井さくらは、想いを馳せ続けた早田が東大へ進学したため虚無感でいっぱい。早田のいない京大の入学式に耐えられず、会場から逃げ出したさくらだったが転倒してしまう。そこへ声を掛けたのは振袖姿の成瀬あかりであった。

実家が北白川

小説新潮2025年1月号に掲載

京大農学部に進学し北白川の実家から通う梅谷誠は、健康診断帰りに火鍋を囲む「達磨研究会」の先輩たちと出会う。達磨研究会は森見登美彦作品を語り合う会だと知った誠は入会を決意するが、実態は会長・木崎輝翔の部屋で鍋と桃鉄に興じる気ままな集まりだった。やがて木崎が「夜は短し歩けよ乙女」の「黒髪の乙女」のような女性を探していると知り、誠も学内で似た女性を探す中、成瀬と坪井に出会う。

ぼきののか

小説新潮2025年5月号に掲載。

日商簿記一級合格を目指す大学生YouTuberぼきののかこと田中ののか。合格祈願をするため生配信で北野天満宮を訪れ、びわ湖大津観光をPRする成瀬あかりと出会う。視聴者の関心をさらう成瀬に嫉妬するののかだが、配信中に男性が乱入し騒動に発展、さらにSNSも炎上。慌てて自宅に逃げ帰ったののかと流れでついてきた成瀬。すると成瀬はののかに対し、この夏を簿記に捧げると宣言する。

そういう子なので

本作書き下ろし作品。

成瀬あかりの母・成瀬美貴子は、娘が「びわテレビ」の情報番組「ぐるりんワイド」に出演すると知る。地域パトロールで注目されたあかりへの密着に加え、美貴子も過去を語る取材を受けることになった。思いがけない機会を通し、5年前の番組にまつわる後悔や娘の小学6年時の三者面談の苦い記憶と向き合い、あかりとの歩みを見つめ直していく。

親愛なるあなたへ

本作書き下ろし作品。

2年前の競技かるた高校選手権で成瀬と出会った西浦航一郎は、成瀬と文通を続ける中で京都の大学へ進学。スマホを持った成瀬からLINEのQRコード付きの手紙を受け取るが、多忙ですれ違う日々が続く。12月、成瀬への会いたい思いを綴った情熱的な手紙を誤送付してしまい、返却を求めて京都駅での再会を約束することに。

琵琶湖の水は絶えずして

本作書き下ろし作品。

大学の春休み、島崎みゆきは成瀬から「大津市民病院に入院している」と速達を受け取り、東京から生まれ故郷の滋賀へと向かう。成瀬の病室へ行くと、翌日京都・蹴上の琵琶湖疏水記念館で大津観光をPRし、びわ湖疏水船で大津港へ戻るという観光大使の代役を頼まれてしまう。

「成瀬は都を駆け抜ける」感想(ネタバレなし)

最後に「成瀬は都を駆け抜ける」を読んだ感想をまとめていきたいと思います。

なるべくネタバレ的な内容は記載していないつもりですが、今から読むぞー!という方、まだ読んでないよー!という方は念のためご注意を。

とうとう完結、成瀬シリーズ

いやぁ、とうとう本作で成瀬シリーズは完結となってしまいました。発売が発表された当時は嬉しい気持ちと共に、「え、もう成瀬と会えなくなっちゃうの…?」という寂しい気持ちが両立し、なんとも複雑な気分に。

なんにせよ全作品を読んできた身としては感慨深いものがあったのですが、成瀬が作品を追うごとに逞しく(最初から逞しかったか)成長する姿はとても頼もしくて、成瀬の発する芯の通った言葉に救われることもあったと感じます。

未だに終わるというのは信じられないけれど、もしかしたらまた成瀬と会える機会もある…かもしれないという希望と共に、これからも作品を読み直しながら引き続き楽しませていただこうと思います。

改めて成瀬とその仲間たち、そして著者の宮島先生。素晴らしい作品に出合わせてくれて本当にありがとうございます!

森見登美彦氏の名前も

「実家が北白川」では森見登美彦氏の名前も登場。同氏の代表作でもある「夜は短し歩けよ乙女」に関するお話も出てきたりなんかして、ファンにはとても嬉しい内容となっておりました。

主人公の成瀬あかりが通う大学が京都大学ということで、京都の大学生=森見登美彦という繋がりは読書好きからすれば容易に想像できる繋がりですよね!

森見作品はほとんど読破しているわたくし。まさか本作でお名前が出てくるとは思っておらず良い意味で期待を裏切られました。気になった方はぜひ森見氏の「夜は短し歩けよ乙女」を読んでみることを強く強くおすすめします。

なんせこのわたくしめが読書を大好きになったきっかけとなる作品のひとつなのですから…!

関連記事

夜は短し歩けよ乙女のレビュー記事はこちらからどうぞ。

読むのであれば前作からがおすすめ

本作は成瀬シリーズの3作品目にして最終作に当たるわけですが、やはり読むのであれば以前の2作品を読んでからの方がより楽しめるでしょう。

ところどころに以前登場した人物たちが登場しますし、特に成瀬の親友「島崎みゆき」とのエピソードは1作目の「成瀬は天下を取りにいく」でより深く語られていたりするので、2人の関係性などを理解した上で読み進めると成瀬シリーズの世界観をより感じることができます。

とはいえ「成瀬は都を駆け抜ける」から読んでもまったく分からない!ということはないので、少しでも気なった作品からお手に取るのも全然OK。読書っていうのはね、読みたい時が読み時なのよ。

「成瀬は都を駆け抜ける」あらすじと感想まとめ

今回は「成瀬は都を駆け抜ける」のあらすじと感想を簡単にまとめてみましたよ。

何度も言いますが、もう新しい成瀬シリーズが誕生することはないのか…悲しみ…。

いやだけどもしかしたら、ほんともしかしたら成瀬シリーズ外伝的な作品が今後生まれる可能性が無くもない…?もちろん可能性はかなり薄いとは思うんですが、宮島先生、どうかそこのところお考えいただけますとファンの私はとても嬉しいです(笑)

関連記事

成瀬シリーズを手掛ける宮島美奈さん関連の記事はこちらからどうぞ。

本記事が少しでも多くの方の参考となりましたら幸いです。

ながら読書で時間を有効活用

お掃除中も料理中もAmazon Audibleで聴く読書

まずは30日間の無料体験から始めよう
いつでも退会可能です!

Audibleのサービスは以下リンクで
詳しく解説していますのでぜひご覧ください

タイトルとURLをコピーしました