今回はROLAND（ローランド）の著書「俺か、俺以外か。」をご紹介します。
2019年3月11日KADOKAWAより刊行された書籍。
現代ホスト界の帝王と称されるROLAND（ローランド）さん。
TVにもたびたび出演しては多くの人々に響く名言を生み出しています。
私も複数メディアで何度かお見かけし、「面白いことを言うイケメンだなぁ…」という印象。
日本一有名な繁華街である歌舞伎町No.1ホストという経歴、金髪ロングにサングラスという風貌から一体どんな人物なんだろう？とずっと気になる存在でもありました。
そんな多くの名言の中でも特に有名なのが本書のタイトルにもなっている「俺か、俺以外か。」
ほとんどの人が一度は聞いたことのある言葉だと思います！
なんだかすごく耳に残る、良い言葉な感じがしますよね…
本書ではローランドさんが発した多くの言葉からKADOKAWA編集部がチョイスし、ご本人が言葉の意味や意図を解説している名言集的な一冊となっています。
ちなみにカウントしたところ全55個の心に響く名言が載っておりました。
自分に自信がない方や、これから何かを頑張りたいという方にぴったりの自己啓発本です！
本に記載のあるいくつかの名言と共に、読んだ感想をまとめてみましたのでぜひご覧ください。
内容
それでは本書で解説されている55個の名言の中から私がチョイスしたいくつかをご紹介して参ります。
ローランドさん本人が解説している名言は35個、残り20個はダイジェスト的な感じに解説なしでまとめてありました。
１つ１つの言葉が1~2ページでエピソードも交えつつ紹介されており、通勤・通学やちょっとした休憩時間など、いつどのタイミングでも読みやすい内容です。
どれも自信に満ち溢れており、改めて自分の考え方を見直すきっかけにさせてくれますよ！
世の中には２種類の男しかいない。俺か、俺以外か
まずはなんといってもこの名言。
メディアでも頻繁にこの発言が取り上げられていたのも、まだ記憶に新しいのでは？
「ローランドの代名詞」といっても過言ではないくらい有名な言葉ですよね。
この発言がきっかけでローランドさんの知名度もぐぐっと上がったような気がします。
「俺か、俺以外か」という短くもインパクトのある言葉はかなり多くの人を魅了したことでしょう。
「唯一無二の「俺」でいたい」という意味を込めたこの発言。
ホストという競争の激しい環境で生き抜いた彼が発した言葉だからこそ、より深く感じることができますね。
また、ローランドさん自身は子供のころから自分は特別な存在だと感じており幼少期から頻繁にこの言葉をつかっていたとのこと…！
子供のときにこんな言葉が口から発せられるとは、やはり生まれながらにして彼はローランドだったんですね。
こういった発想ができる時点で他の人とは違う何かを持っているのでしょう。
幼少期なんて、私は友達とアホみたいにはしゃぎ回っていました、自分が何者かなんて考えたこともありません…
改めて「自分は他人とは違うんだ」という、ローランドさんの軸となる部分が垣間見える名言ではないでしょうか。
寝てません。まぶたの裏見てただけです
日々多忙を極めるローランドさん。
自身が代表を務めるホストクラブや美容品のプロデュース、サロンオーナーなど実業家としても活動する傍、TV出演などもあり睡眠時間をなかなか確保することができません。
そんな最中、日本でトップクラスのイベントアンバサダー候補となり、その企画会議に出席。
そんな大事な会議の場面で、ローランドさんは居眠りをかましてしまいます。
マネージャーに起こされ絶体絶命のピンチ、まだアンバサダー候補だったので後の選考にもひびいてしまうかもしれません。
が、そこはやっぱりローランド。
自信満々に「寝てません。まぶたの裏見てただけです」と返します。
これによりピリついた場の雰囲気も一変、果ては無事アンバサダーにも選ばれたとのこと。
普通の人は大事な会議で居眠りなんかしたら平謝りするしかできないでしょうが、逆に開き直るという発想がすごいですよね。
ピンチをチャンスに変えるのはいつでも自分自身です。
何か悩み事があるとき、壁にぶつかっている時は少し気分転換をして別の角度からアプローチしてみると良いかもしれません。
最後まで諦めず、チャンスを掴み取る！
これもまたローランドさんらしいユーモア溢れる名言でした。
頑張っていたら、みんなにありがとうと思える日がくる
最後にご紹介するのはとても前向きなこの言葉。
仕事でいい結果が出たときや、テストが最高にうまくいったときなど、報われたと感じた瞬間には自分に影響を与えた様々な人たちに感謝の気持ちが芽生えるもの。
日々の生活の中では自分を好いてくれる人だけで無く、気が合わない友達、いつも厳しい上司などこちらを嫌な気持ちにさせてくる人も多いですよね。
成功を掴めばそんな人たちにすら感謝することができるということにローランドさんは気付いたそうです。
特にローランドさんは有名人なだけに、メディアやSNSでもアンチと呼ばれる人たちから辛辣な言葉をかけられることも多かったはず。
これまで大変な思いをしてきただけに感じた思いなんでしょうね。
またローランドさんは「人を恨んだり、過去を嘆いている人達は、きっと努力が足りない人」とも仰っています。
そう聞くと確かにそうなのかも…と思わせてくれます。
いま一度、自分が何か打ち込んでいるものや頑張っているものがある人は、結果を出すための手段を見つめ直し、また頑張っていこうと前向きにさせられる言葉だと感じます。
ユーモア溢れる言葉だけでなく、時にはこういったジンと考えさせられる言葉も残しているローランドさんは、やはりさすがといったところでしょう。
ローランドのQ&Aも載っているよ
これまでいくつかの名言をご紹介してきましたが、巻末にはローランドさんをより深く知ることのできるQ&Aも掲載されています。
休日はなにをしている？ローランドが考える男らしさってなに？生きていくうえで欠かせないものは？など普段のローランドさんの考えや人となりをさらに知ることができます。
アンサーもまたローランド節が炸裂しているので、笑いながら楽しむことができました(笑)
ちなみにQ&Aは全65個載っておりこちらもボリューム感がすごい。
名言だけでなく、こういったことも載せてくれるとファンはより好きになりますし、ローランドさんをまったく知らない方でも楽しむことができるでしょう！
感想
始まりから終わりまでずっと楽しみながら読める一冊。
ローランドさんのファンだけで無く、ローランドって一体何者なの？というまったく知らない人でも楽しむことができるものとなっていました！
気持ちを前向きにしてくれるので最近やる気が出ない方、疲れを感じている方、将来に不安を覚えている方にぜひオススメします。
少し笑えるエピソードから、やっぱりローランドという人間はかっこいいなぁと思わせてくれるものまで様々な色をした言葉が綴られており、見る人を飽きさせません。
名言一つのエピソードも短く単的にまとめられているので誰でも読みやすい形でした。
ちなみにローランドさんはYouTubeでも動画を出しているので、もっと彼を知りたい！という方はぜひご覧になってみてください。
自分もローランドさんにはなれませんが、彼の生き様を真似て少しでもかっこよく社会人生活を送れるように頑張ろう！そう思わせてくれた一冊となりました。
他にもローランドさんは書籍を出しているのでまたどこかでご紹介できればと思います！
終わりに
今回はROLAND（ローランド）さんの著書「俺か、俺以外か。」をご紹介いたしました。
改めてローランドさんの凄みや魅力がひしひしと感じることができました。
こんなにたくさんの人に響く言葉を残せるという点も、きっと彼の才能の１つなんでしょうね。
ユーモアが溢れる多くの言葉にくすっと笑えたり、逆に真剣な言葉に心を打たれたり、多くのバリエーションを持つ名言が載っているので誰でも飽きずに最後まで読むことができる一冊となっていました。
仕事や学校が大変で、みなさん落ち込むこともあるでしょう。
そんな時の心の支え、バイブルとしてぜひ！
気になった方は読んでみてくださいね〜。
本記事が少しでも多くの方の参考になれば幸いでございます。
