苦手な読書を克服する方法を知りたくはありませんか?本記事では苦手な読書を克服したいあなたへ、読書嫌いに陥ってしまう原因や克服するための方法をまとめています。
この記事でわかること
・読書が苦手になる原因
・読書の苦手意識を克服する方法
読書が苦手なまま大人になってしまった。
本くらいきちんと読めるようになりたいなぁ。
昨今話題になっている読書離れ。
スマホの普及によって暇な時間が少なくなり、本を読む人の数は昔に比べて減少しています。
しかしそういった時代背景とは関係なしに、単純に読書がすごく苦手!という方も一定数いますよね?
私もまさしくその中の一人、本を読んでも内容が頭に入ってこないし長時間ジッとしていると退屈で腰が痛い。
これでは読書に対して苦手意識が募るばかりで、いつまでも読書好きにはなれません。
それでも、せっかくお金を払って買った本なのに読まないなんてもったいなくない?
ていうか、まともに本を読めないような大人はカッコ悪くない?とも感じており、満を辞して読書の苦手意識を克服することを強く決意。
それからはどんどん本を読むのが楽しくなり、今では苦もなく本を読み進められるようになりました。
本記事では過去の私と同じく本が読めないそこのあなたに向けて、読書が苦手になる原因と克服方法をまとめています。
学生でも社会人でも、生きている以上は本を読むタイミングが絶対にあると思いますので、これからどんどん本を読んでいきたいという方は参考にしてみてくださいね〜。
読書が苦手という意識が消えない
読書にはメリットがたくさん、勉強にもなりますしストレス発散効果もあるといわれています。
だけど意識的に読書をするタイミングを作らないと、日常生活で本を読む機会ってあまりないと思います。
特に社会人になると時間も限られ、ゆったり読書をすることは難しい。
そんな時間が限られる現代人は、やはり隙間時間を有効活用するのが一番。
1日10分でも良いですし、極端に言えば5分や1分など超短時間でも構いません。
その時間すら見つけられないという方は、まず日々の生活を見直すところからはじめましょう。
大企業の社長や世界的なスポーツ選手など、とにかく日々忙しくて仕方がない人ですら読書はしています。
頭の良い人はとにかく時間を有効活用することが上手なんですね。
読書時間を確保できたらここで本題、ではなぜ読書に苦手意識があるのでしょうか?
読書が苦手になってしまう原因は?
過去に何かあったわけでもないのに、なんでこんなに読書が苦手なんだろう…。
実は意外なところで苦手意識を育ててしまっているかもしれません。
いくつか原因を見ていきましょう。
楽しいイメージがない
他人から強制で読まされる本って苦痛の極みですよね。
それもそのはず、自分が読みたいとも思っていない本は興味も湧かず、そもそも読書なんてしたくもないので気分も乗りません。
多分、多くの方が学生時代に読書感想文の課題で体験していることではないでしょうか。
こういった経験を一度でもしてしまうと読書に対する嫌悪感が湧いてしまい、自分は読書苦手だわ…と、苦手意識を育ててしまうんです。
読書(活字)慣れしていない
そもそも「読書」という行為に慣れていない人は読書が苦手です。
自分で選んだ本だとしても小説のような活字にまみれた本を見るだけで億劫になっていませんか?
どんなことでも慣れていないと実行し辛いですし、最初の一歩を踏み出すのには勇気がいるもの。
子供の頃から本を読んで育っていれば問題ありませんが、大人になってから読書を始めた方はあまり集中して読むこともできず、読了しないまま途中でリタイア…なんてことも。
読書もある程度のトレーニング、つまり慣れは必要です。
読書慣れする前に諦めてしまった結果が苦手意識を加速させた原因の一つになっているかもしれません。
苦手と思い込んでいる
黙ってジッとしているのが苦痛だと感じる人はそこに結びつけて読書も苦手だ、嫌いだと考えてしまう方が多いようですね。
同じ体制を続けると腰など身体的な負担も大きいですが、たとえば自分の体に合うクッションを使用などをすることで読書のしやすさも大きく変わります。
勝手な思い込みによって、やったことのないことまで否定的になるのは良くないですよね。
やれば意外とできるのにやる機会がなかったことで読書の苦手意識が払拭できないままでいることもあるんです。
時間を無駄にしたと感じる
気付くと没頭している読書、いつの間にか日が落ちてる!なんてこともよくある話。
集中できている証拠だし時間を有意義に使えたと考える人がいる一方で、せっかくの休日なのに読書しただけで終わったら実にもったいない!と感じる人も。
確かに時間は限られていますし、長時間読書だけをするというのも贅沢だと感じるかもしれません。
短時間でより多くのことをこなしたい、効率を求める人ほどこういった意識が強く根付いてしまっているかも。
読書のメリットに気づいていない
読書をすることによるメリットは様々なものがあります。
集中して本の世界に浸ることでストレスの発散にもなり、考えながら読み進めることで想像力が豊かになるとも言われています。
また、忙しい日々の中で読書時間の確保を意識すれば時間の使い方すらも上手になっていきます。
あなたの想像以上に読書をするメリットはたくさんありますが、メリットを感じないことには苦手意識を克服するのも難しくなってくるでしょう。
苦手な読書を克服した私なりの方法
さて、ここからは私が実践した読書の苦手意識を克服する方法をまとめていきます。
様々な方法を試してみましたが、特に効果があったのは以下の通りです。
読了した経験を積み重ねる
始めに心掛けたのは一度本を読み始めたら飽きても最後まできちんと読むこと、つまり読了することを心がけました。
途中で読むのを辞めてしまうと、また最後まで読めなかったよ…というネガティブなイメージが徐々に積み重なってしまいます。
内容がうまく頭に入らないとしても本には最後まで目を通し、読み切った達成感を何度も味わうことで読書に対してポジティブな印象を自分に植え付けましょう。
また購入する本もなるべく内容量が多くないものを選び、少しでも読了しやすくしました。
これを何度も繰り返していくうちにあれ?意外と読めるな…という意識が生まれ、文字だけの本も多少時間を掛ければ読めるようになっていきます。
初めのうちは苦しいかもしれませんが、何事も積み重ねが大事。
気づけばビジネス書や長編小説にも手を出し、読書に対するネガティブな感情は徐々に薄れていきました。
ストーリー性のある本を読む
読む本はストーリー性があって少しでも熱中できそうなものを選ぶように意識していました。
いろいろな本を試しに読んでいくと、ストーリー性のある本は登場人物に感情移入しやすく、気づけば本の世界に浸っていることが増えたんです。
ビジネス書のようなお堅い内容でもないので、比較的頭にもすんなり入りやすいです。
特にアニメや映画、ドラマになった作品は、事前に映像を見ておくことでより内容をイメージしやすく読んでいてとても面白く感じやることが多かった印象。
これまでにすごく自分の中で響いた映像作品はありませんか?
もしかすると原作はどこかの本屋さんに売っているかもしれません。
このように元々興味のあるジャンルの本を選ぶ事で、読書嫌い克服に繋がっていきました。
本を読んでいるときに面白いという感情が生まれることで、読書が嫌いという意識が徐々に減っていき、次は何を読もうかな…という意欲も生まれます。
難しい本は読まない
私が読書嫌いを克服したいと思った理由の一つに、少しでも自分を高めていきたいという意識がありました。
ざっくりいうと、政治や仕事に関する難しい本を読んでちょっとカッコつけたかったんです。笑
しかし読書にも慣れておらず、そもそもビジネス書とか読んだこともなかったので読み切るのに時間はかかるし書いてあることもよくわからない…。
まあ読んでいて退屈で全然楽しくなかったんですよね、なので背伸びするのをやめました。
とにかく面白い!とか、勉強になる!とか、読書はポジティブな感情が生まれないと徐々に避けるようになってしまいます。
学校の授業も興味がない教科はほんと苦痛ですよね、読書も同様にポジティブ感情がないと次の日には内容も忘れているもんです。
なので本を選ぶときはあまり背伸びをせず、内容もソフトなものを選びましょう。
話題になっている本を選ぶ
本は読んでみたいけど何を読めば良いかわからない…という方は現在話題になっている本を選ぶのがオススメ。
本屋さんにいくと、お店の一番目立つところに話題になっている本がどーんと売られていることが多いです。
特に芥川賞や直木賞、本屋大賞など有名で大きな賞を受賞した書籍は特設コーナーなどが作られています。
話題になるということは、それだけ多くの人が面白いと感じた証拠でもあります。
そして多くの人が面白いと感じたということは、内容も比較的理解しやすいということです。
読書が苦手な人でも楽しんで読み進めることができますし、なにより読書の入り口としては最適。
本選びに迷っている方はぜひ話題になっている本をチョイスしてみてください。
気分が乗ったら読む
もちろん少しでも時間があれば本を読んで欲しいのですが、まったく読みたくない時に読書しても苦手意識がつのるだけです。
なので自分の中の読書欲が高まるのを待つというのも一つの手ですね。
好きな芸能人がエッセイを出していた!とか、興味のあるジャンルが見つかった!とかとか、きっかけはなんでも構いません。
趣味がいくつかあると、昔すごく熱中していたけど今は少し熱が覚めているものがあるのではないでしょうか。
これからの長い人生、いつか必ず本を読みたい!という時がやってきます。
極論、読書なんていつでもできますからね。笑
全然気が乗らない方はそこまで重く考えず、来るべき時を待ってみましょう。
読んだ先の自分を想像する
読書をするときは自分にどんな良い影響があるかというのを常に考えていました、苦手意識を克服するにあたり一番強く意識していたかもしれません。
読書による様々なメリット、そのメリットをできるだけ吸収して将来こんな人間になれるはずだと意識することで次第に読書欲も上がります。
世の中の活躍している著名人がなぜ時間を割いてまで本を読んでいるのか、理由はそれだけ読書で得られるメリットが大きいからなんです。
私も一端のサラリーマン、今後もっと稼いで家族に楽させたいですし更にカッコいい大人になりたいです。
理想のビジョンに少しでも近づくため、これからもたくさんの本を読み漁っていきたいと思います。
未来の自分を常に意識することで人は大きく変わっていくことができるのではないでしょうか。
それでも読書が苦手な場合は?
本は読むだけではないということをご存知ですか?
何を言っているのか…と思ったそこのあなた、本は聴くこともできる時代になったんです。
どうしても苦手なものってありますよね、それがたまたま読書だった方もいるでしょう。
この際別の方法を試してみるのも全然アリだと思いますし、聴く読書を試すことで思いがけない扉が開くかも?
いろんなことをしながら読書ができる!オーディオブック
まとめ
今回は苦手な読書の克服するやり方と苦手になってしまう原因をまとめました。
読書に苦手意識をもっている人は意外と多いですよね。
読書が苦手になる原因
・楽しいイメージがない
・読書(活字)慣れしてない
・苦手と思い込んでいる
・時間を無駄にしたと感じる
・読書のメリットに気づいていない
苦手な読書を克服する方法
・読了した経験を積み重ねる
・ストーリー性のある本を読む
・難しい本は読まない
・話題になっている本を選ぶ
・気分が乗ったら読む
・読んだ先の自分を想像する
ぜひ読書に良いイメージを持っていただき、自分を高めるツールの一つとしてたくさん活用していって欲しいなと思います。
私もまだまだ本を読みます!読んで更に多くのことを学びます!一緒に素敵な読書ライフを過ごしましょう!
本記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。