心安らぐ読書時間、のはずが…。
みなさんは本を読みますか?
なかなかゆっくりとした時間が取れなかったり、読書が習慣付いていないために読まない人も多いのではないでしょうか。
というのも、文化庁が2019年に行った「国語に関する世論調査」によれば1 か月に大体何冊くらい本を読むかという問いに対し、1冊も読まないと回答した人は全体の47.3%。
つまり日本に住んでいるおよそ半分の人は本を読んでないんです。
近年急激に普及したスマホによって人々の本を読むという意識がなくなりつつあるんですね…
私自身も今でこそ本を読むようになりましたが、学生の頃はたま〜に漫画を読むくらいで、小説など文字だけの本は年に1冊も読まない生活を過ごしていました。
しかし!社会人になってさすがに本を読んだことがないのはカッコ悪いなぁ…ということで、何冊か自己啓発に関する本を買ってカフェで読んだんですが、まぁ始めのうちはまったく頭に入ってこないんです。
本屋さんでは自分が好きそうなジャンルの本を買ったはずなのに、読み始めた途端に興味もなくなってきたような。
ていうか内容も退屈に感じるしなんだか眠くなってきたぞ…こんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この現象についていろいろ調べてみると、眠くなる原因や憎き睡魔の対策方法など、なるほど…という情報を集めることができました。
ということでこのページでは自分の経験も踏まえて読書をするとなぜ眠くなるのか、原因や対策について簡単にまとめております。
参考となれば幸いでございます!
眠くなる原因はいくつかある
さっそくですがなんで読書をすると眠くなるんでしょうか?
原因は結構あるみたいで、思い当たる人もいるかもしれません。
リラックス効果があるから
読書をすることで人はストレスが解消し、とてもリラックスした状態になります。
なので元も子もない話かもしれませんが、眠くなるのはある意味当たり前なのかもしれませんね。
本に集中できる環境で読書をすることで、人は身体的にも精神的にも落ち着きます。
眠くなるあなたはもしかするとリラックスし過ぎているのかもしれません。
内容が難しすぎるから
あまり自分の知らないジャンルの本を読んでも理解するのは難しいですよね。
ましてや専門的な本や参考書などは、なかなか内容が頭に入ってきません。
自分はもう大人だから少し難しそうな本にチャレンジしてみよう!
その気持ちは大事ですが、背伸びのしすぎもよくないのです。

難しい単語が並んでいるだけで読むのが嫌になってくる方もいるでしょう。
内容が理解できないと途端につまらなくなり、眠気が襲ってきます。
興味がないから
人から強くオススメされたから、仕事で読まなければいけないからなどの理由で自分がまったく興味のない本を読むのは苦痛ですよね。
読む量が少ないものならまだしも、分厚い本であればそれだけで嫌になってきます。
読書に限った話ではありませんが、人間は自分に興味のないことをしている時に眠くなってしまうんですね。
学校の授業中に眠くなる人が良い例です。(自分もよく寝てました。)
興味を持ってもらうために授業を考える先生も大変ですねぇ…
読書への苦手意識があるから
読書はしたいけどなんだか長時間集中できないし苦手なんだよなぁ…
このように読書に対して苦手意識があると眠くなってくる場合があります。
簡単に言うと気持ちの問題ってことですね。(笑)
自分では読書をしたいと思っていても、苦手意識があるとどうしても拒否反応のようなものが出てきてしまいます。
最初のうちは私も全然集中できませんでした…
脳や目が疲れるから
長時間の読書は脳や目が疲労し、本に集中していればしているほどふとした時にドッと疲れを感じることがあります。

こういった疲労感によっても眠気が引き起こされる場合があります。
意外と読書も体が疲労するんですね…
脳や目もそうですが歳のせいでしょうか、私はよく腰が痛くなります…
どうしたら眠くならないの?
気合で眠気を吹き飛ばしたらいいだろ!
言うのは簡単なんですが、なかなかそうもいきません。
しかし諦めるにはまだ早い…!
きちんと対策もありますので、まずは試しに下記のものを実行してみましょう。
簡単な内容の本を選ぶ
いきなり難しい本を選ぶとなかなか内容が頭に入ってきません。
なので自分の好きなジャンル、さらに文章だけの本ではなく少し挿絵などが入ったものをチョイスして徐々に読書に慣れていくことが大切です。

ある程度続けていれば、気づいたら文字だけの本でも集中して読めるようになるはずです…
読書において「慣れ」は思いのほか大切な要素なのかもしれません。
本当に興味がある本か確認する
いくら読書したい気持ちが強くても興味がなければ元も子もありません。
まずは自分が気になる作家さんやいつも楽しんでる趣味に関する本など、なんでも良いので興味がありそうなものをチョイスすることで自然に集中することができます。
私も始めのうちはテレビに出ている芸能人の方が書いた書籍をよく読んでいました。
※個人的に星野源くんが好きなので良ければそちらのレビュー記事もどうぞ…!
星野源くんの書籍はこちら
ストーリー性のある本をチョイスする
興味がある分野の本なのに眠くなる…
そういった方はストーリー性のある本を選ぶのがオススメ。
頭の中で登場人物や話の場面をイメージすることで物語の世界に集中でき、眠気も薄くなってくるはずです。
長編の物語だと読むのに時間が掛かってしまいますので、まずは分厚過ぎないお話を選んでみましょう。
本当に熱中すると続きが気になって逆に眠気が吹き飛んでくるかも…!?
読書環境を整える
読書をするなら環境も大事。
私はよく近くのカフェに行って本に没頭しています。
というのも、家だとどうしても他のことが気になって集中できなかったり、横になって読書ができちゃうので気づいたら寝ていたなんてことも…

環境は人それぞれ合う合わないがありますので、自宅やカフェ、公園など色々な場所を試してみて良いなと思うところを探してみましょう。
個人的には公園読書がオススメ…!
※特に平日晴れた日の昼下がり、みんなが仕事の時に実行しよう。
短時間の読書を繰り返す
長時間の読書が苦手という方はまずは10分でも良いので短い時間から始めるのがオススメ。
人によってはいきなり集中できる方もいますが、どうしても苦手意識があったり集中力が続かないと感じる方は無理をしても苦痛なだけ…!なので短時間読書を行いましょう。
短時間読書を続けていると次第に体も慣れ、長い時間の読書もできるようになってくるでしょう。
また、短時間の読書は目や脳を適度に休ませることもできるので身体的な疲労をあまり蓄積させずに済みます。
まずは短い読書時間を積み重ね、意外と読めるじゃん!という気持ちを作ることから始めてみましょう。
コーヒを飲む
朝に目を覚ますためにコーヒーを飲む人が多いと思いますが、読書の際にも効果的。
コーヒーに含まれるカフェインを摂取することで眠気を抑えることができます。

個人的には眠気覚ましと、コーヒーの匂いで読書欲もあがってくるのでほぼ必ず読書とコーヒーはセットで楽しんでいます。
あとなによりオシャレなので雰囲気も演出できるよね…!
たくさん本を読んで自分の価値を高めよう
今回は本を読むと眠くなる原因と対策をまとめました。
▼眠くなる原因
- リラックス効果があるから
- 内容が難しすぎるから
- 興味がないから
- 読書への苦手意識があるから
- 脳や目が疲れるから
▼眠くならない対策
- 簡単な内容の本を選ぶ
- 本当に興味がある本か確認する
- ストーリー性のある本をチョイスする
- 読書環境を整える
- 短時間の読書を繰り返す
- コーヒを飲む
以上のように、読書時の眠気は対策をすればある程度抑えることができます。
私たちにとても良い影響を与えてくれる「読書」。
すぐ眠くなるから、苦手だからといって本を読まないのはとてももったいないことです!
読書は勉強にもなるし、ストレス発散や記憶力の向上にも繋がると言われています。
なのでできるだけ長く続けていれば、きっとあなたに良い影響を与えてくれます。
「自分は読書に向いていない」と思っている人は、基本的には読書に慣れていない人が大半!
短時間でも良いので継続することが大事です。
さっそくですがまずは明日、本屋さんにでも行ってみませんか?
私自身もこれからも読書を続け、少しでも自分を高めていきたいと思います。
一緒に読書ライフを楽しんでいきましょう!
本ページの情報が少しでも皆様の役に立ち、これからの読書ライフに彩りを加えることができればこれほど幸せなことはございません!