寝る前に読書をする人がいるけど、なにか良い効果があったりするのかな?
この疑問を解決するために本記事では、寝る前に読書をする効果やメリット、逆によくないこと、寝る前に読みやすいおすすめの本などをまとめています。
忙しかった1日も終わりあとは寝るだけのフリータイム、寝る前読書で心も体もリラックスさせましょう…。
この記事でわかること
・寝る前に読書をすると起こる、良いこととよくないこと
・寝る前読書に最適なおすすめ本
寝る前に読書をする効果やメリット
なんとなく良い効果がありそうな寝る前の読書、まずは具体的なメリットをみていきましょう。
睡眠の質が向上する
寝る前の読書は精神的な安定剤になります、好きな本を読むことで1日を楽しい気持ちで終えることができ、精神的にリラックスするので安眠につながるんですね。
ゆっくり好きなだけ自分時間を楽しめる贅沢なひととき、このために仕事を頑張っても良いくらい…。
逆に内容が難しい本を読んでしまうといろいろ考えることが増えてしまい、眠気の妨げになってしまうので注意。
記憶が定着しやすい
睡眠不足は記憶定着の邪魔者です、頭を使った後に質の良い睡眠をたっぷりとることで、人の脳は記憶を定着していきます。
睡眠の質が向上する寝る前の読書をすることで、記憶も定着しやすくなるといういい連鎖が生まれるんです。
勉強をするときも一度参考書を読んだらきちんと睡眠を取った方がよいと言われています、頭に入りづらそうな難しい記憶ほど睡眠を挟むことで定着率の向上が見込めるんですね。
嫌なことを思い出しづらい
寝る前に布団の中で目をつぶっていると、今日あった嫌な出来事を思い出してしまうことがありませんか?
人って良いことよりも悪いことの方が思い出しますし、なぜかずっと覚えているんですよね…。
そんなときは寝る前読書、本の世界に入ることで嫌な記憶から少し遠ざかることができ、さらに文字を読んでいると適度に脳が疲労してきます。
その適度な疲労によってストンと眠りに落ちやすくもなるので、そもそも嫌なことを思い出す前に気づいたら夢の中にレッツラゴーです。
集中できる
寝る前読書をするタイミングは1日のやるべきことを終わらせた寝る間際がおすすめ。
なぜなら残り今日やることは良質な睡眠をとるだけなので、他にすべきことがなく邪魔もされず、目の前の本に集中できるからです。
日中だと仕事やら家事やらで読書時間を確保するのが難しいという方もいるでしょうが、寝る前であればその心配もほとんどありません。
自分の好きな世界に入り浸れる至福のひとときを存分に満喫しちゃいましょう。
寝る前の読書はよくない?
ここまでは寝る前読書のメリットをみてきましたが、逆によくない部分もあるみたいです。
実際に寝る前読書を行うときは下記に気をつけてみてください。
睡眠時間が削れる
寝る前の読書は集中しやすいということを記載しましたが、逆に集中しすぎていて気づいたら深夜だった…なんてこともなくは無いので時間には十分ご注意を。
寝る前読書をするときは1日の疲れが溜まった状態です、睡眠時間を削ってまで本を読んでしまうと余計に疲れてしまいます。
時間の目安としては長くても30分くらいです、サクッと読んだらあとは目を閉じて眠りにつきましょう。
目が疲れる
細かい文字を近くで見続けてしまうと目の疲れが溜まりやすくなってしまいます、特にスマホやPCを使っている現代人の目は、寝る前にはすでに疲れが溜まった状態です。
そこへ寝る前読書の疲れをさらに上乗せしてしまうと良質な睡眠を阻害しかねません。
あくまで短時間であれば疲労も溜まりづらくなりますので、寝る前は長時間の読書はせず早めに目を休めるようにしてくださいね。
姿勢が悪いと腰が痛くなる
寝る前の読書では姿勢にも注意してください、長い時間同じ体制でいると腰に負担がかかってしまいます。
特にうつ伏せの状態は腰が沈み込んでしまい、そり返った姿勢となるため腰痛の原因にも…。
少しでも楽な姿勢を維持するために枕やクッションを挟めるなど対策が必要です、下記記事では読書におすすめのクッションをまとめていますのでこちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
寝る前の読書におすすめの本
寝る前読書のいいこととよくないことがわかったところで、ここからはおすすめの本をご紹介します。
なるべくひとつのお話が短く、わかりやすい本をピックアップしてみました!
逆ソクラテス 伊坂幸太郎
数々の有名小説を世に送り出している伊坂幸太郎さんの作品です、過去には本屋大賞へもノミネートされており人気の高さが伺えますね。
全5作品からなる短編小説集のため、寝る前に1エピソードみたいな感じでサクッと楽しめると思います。
それぞれのお話のメインとなる登場人物は学生となっており、大人が読めば若人ならではのまっすぐな言葉に胸を打たれること間違いなし…。
人間やめたマヌルさんが、あなたの人生占います 音はつき
こちらは6つのお話から構成されている音はつきさんの作品、マヌルネコのマヌルさんが悩める人々を「適当に」救っていくほんわかする内容です。
寝る前のリラックスタイムにぴったりな微笑ましいお話ばかり、幸せな気持ちで眠りにつけそうです。
あなたもぜひマヌルさんから手を抜いて適当に生き抜く術を教えてもらってくださいね。
面白くて眠れなくなる天文学 縣秀彦
夜空を見上げると極たまにみることのできる流れ星、実際にそれを持ってみたとしてどのくらいの重さかご存知ですか?
こちらはそんな宇宙に関するおもしろびっくりな雑学がたくさん載っている雑学集です、タイトル通り面白くて睡眠時間を削らないように注意してくださいね(笑)
宇宙というロマンに思いを馳せ、寝る前読書を楽しむというのもまた一興ですよねあぁ素敵。
寝る前の読書はオーディブルもおすすめ
先に記載したように寝る前の読書は良いことがたくさんありますが、目が疲れたり腰に負担をかけたりとよくないこともあります。
また、あまり普段から本を読まない人は寝る前の読書にもあまり馴染みがないでしょう。
そこでおすすめなのが音楽やラジオを楽しむ感覚で読書を「聴く」ことができるオーディオブックというサービスです、ここではAmazonの「Audible」についてご紹介いたします!
オーディオブックならAmazon Audible
このAudibleはAmazonが提供している本をアプリで聴けるサービスです、会員登録を行うことで12万以上の作品が聴き放題の対象になります。
楽な姿勢で読書を楽しめるAudibeleを使って本を聴いてみませんか?
30日間無料体験中の退会も可能なのでぜひ一度お試しください!
Audibleであればどんな体制であれ音さえ聞こえれば本の内容を楽しむことができますし、電気を消してそのまま寝落ちもOK!
寝る前に紙の本を読むだけでなく、Audibleもぜひ選択肢に加えてみてくださいね。
まとめ
今回は寝る前に読書をすると起こるいいこと&よくないこと、寝る前におすすめの読みやすい本をご紹介してきました。
寝る前読書のいいこと
・精神的に安定することで睡眠の質が向上する
・良質な睡眠を取れるようになるため記憶が定着しやすい
・本の世界に入れば嫌なことを思い出しづらい
・やることを終えているので集中できる
よくないこと
・熱中しすぎると睡眠時間が削れる
・疲労が溜まり目が疲れる
・同じ姿勢を続けると腰が痛くなる
寝る前読書におすすめの本
・逆ソクラテス 伊坂幸太郎
・人間やめたマヌルさんが、あなたの人生占います 音はつき
・面白くて眠れなくなる天文学 縣秀彦
対策をきちんと行いながらする寝る前読書にはメリットしかありません。
気になった方はぜひこれから寝る前に本を読んでみてください、またすでに読書を楽しんでいる方は紹介したいいことやよくないことを意識してこれからも続けてみてくださいね。
本記事が少しでも多くの方の参考となりましたら幸いです。